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Posted by naturum at

2013年02月07日

大分前の話

2013年2月7日第7回目投稿


もうかれこれ15年位前の出来事です。

10月の中旬、季節的には秋の釣り物シーズンど真ん中

その日は朝マズメのシーバス狙いで、超メジャースポットの酒田南防波堤へ行きました。

ただその日は、今で言う爆弾低気圧が近くにいて、現地に着いたら超強烈なダシの風

10mは確実で、へたすれば瞬間は15mかそれ以上と感じる程の暴風

そして今にもゲリラ豪雨になりそうな雲行きでした。

※当然こんな時ですから他に人っ子一人いません。



でも折角山形から来て、このまま帰るのもどうかと思ったので

車止めからちょっと手前の砂浜状になっている所で

やれるだけやってみようという事になりました。(会社の同僚と3人で行った)

立っているのも大変な状況でしたが、河口に砂地だったので何とかなり

しかもダシの風なのでルアーは尋常じゃない位飛びます。



そうして始めてすぐに自分のルアーに(フェザー付きメタルジグ)ガツンとヒット

・・・・でも案外軽く上がってきたのは30cm位のカマス

同僚にも次々ヒットし、1キャスト1ヒットの爆釣

でも本命ではなのでいささか微妙な感じ・・・・・



と、その時

同僚の1人が南防波堤の通称スロープの辺りを指差し

鳥スゲーいるんだけど、と、言うので見てみたら

後にも先にも見たことがないくらいの凄い数の鳥(ウミネコ)がスロープの辺りで旋回して

次々海に突っ込んでいくのが見えました。

あまりの鳥の数とその海に突っ込んでいく様が凄くて暫く見ていたら、

その鳥達が結構なスピードでこちらに近づいてきます。

釣りを忘れる位の異様な光景でしたが、近くに(通称菊石付近)きたらもっとびっくりしました。




その鳥達の下の海面一部が真っ黒です。

直径40~50mはありそうで、しかも渦を巻いてこちらに移動してきます。

もしかしてベイトボールじゃね?



それが間近にきた途端

砂浜に

大量の

カタクチイワシが打ち上がってきます。

しかも尋常じゃない量です。

鳥の数にもビックリしましたが、カタクチも半端ないです。

一体全部で何万匹いるんだこれ・・・・・・・・


その時

あっけにとられていた自分のすぐ脇にいた同僚が


ヒットー


何!


すると、ちょっと離れてやっていた同僚も


ヒットー


あきらかにカマスではないその竿の曲がりっぷりに自分もすぐキャスト

すると着水して巻いてもいないのに

ヒットー


この状況が30分ほど続きました。

あまりに釣れるので魚は全て砂浜放置

そのお祭りの瞬間で釣れた魚は全てシーバス

マックスは78cm(だったはず)、アベレージ60cm程

釣れた数は3人で19匹(だったはず)

祭りが終わった後は砂浜にカタクチとシーバスとカマスが

大量に転がっていて

3人でスゲーっと抱き合ったのを今でも覚えています。


後にも先にもこんな経験は1度きりしかないのですが、

あの時の事はいまでもはっきりと脳裏に焼きついています。


今思うにその時の気象条件が影響して、

急激な気圧低下によりベイトのカタクチとシーバスの活性になんらかの

作用が働いいたのではないかと思っています。

人間にとって悪条件というのは魚にとっては好条件なのかもしれませんね。



大分前の話でしかも写真もないので、信憑性もなく疑われる方もいるかもしれませんが

実際見て経験出来た事は全て事実です。



これがきっかけでにどっぷりと釣りの世界にはまったのは言うまでもありませんし

庄内の海はいつかまた自分にビッグサプライズを届けてくれる可能性も0ではないです。

2013年も大いに胸膨らませてます。




自己満足的なこんな内容を

長々と最後までお読み頂きありがとうございます。













  


Posted by robusureta at 15:33